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Channel: OKWAVE 閲覧数の多い質問(日本語・現代文・国語/626)【本日】
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「御侍史」・「御机下」の意味と書き方について

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お医者さんが、他のお医者さんに紹介状書くとき、宛先に、  「○○先生 御侍史」 または「○○先生 御机下」 と書かれます。 「○○先生 御侍史」 (1) 宛先人が高貴で、直接送るのが憚られる為、向こうの侍史宛に送るような体裁をとることによって、相手を敬う意を表す。 (2) 実際は自分が手紙書いてるんだけど、侍史に書かせたという体裁をとって、丁寧に扱ってる感を覚えさせることにより、相手を敬う。 ・・・の2説があります。 (2)の場合なら、宛先に「御侍史」つけるのじゃなく、むしろ、差出人の名の下に「侍史」と付けるべきでは? 書いたのは自分の侍史なんだから。 _____________________________ 「○○先生 御机下」 (1) とるに足らないような手紙だから、机の下にでも置いといて、ヒマな時にでも読んで…と謙遜し、相手をたてる。 (2) あなた様の机の下に居るほど、私はすぐ傍の存在です。従者です。…みたいにヘリクダル。 ・・・の2説があります。 (2)の場合なら、差出人の名のアタマに書くべきでは? 「忠実なるシモベ、机下 ナンノダレベエ」 と。 いづれにしても、今では「宛名」+「先生」+「御侍史(または単に侍史)」、または「御机下」 が一般らしいので、先の説、二通りあるのが変では?と思いまして。

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