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Channel: OKWAVE 閲覧数の多い質問(日本語・現代文・国語/626)【本日】
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意のまま(に)の解釈と呼応関係

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例文:意のままに翻訳する 「意のままに操る・動かす」と同様に、上の例の「まま」は「思いつくままに・感じるままに・ほしいままに・わがままに」などと同類であり、大辞林の(1)成り行きに従うこと。他のものに任せ従うこと。「誘われる―,ついて来た」「足の向く―に歩き回る」であり、すなわち上の意は「翻訳者の意」となると解釈しています。これで合っていますか? 一方「まま」には (3)元のとおりで,変えてないこと。そっくりであること。「見た―を話す」「昔の―で少しも変わらない」 (7)(普通「ママ」と書く)書物の校訂などで,原本どおりであること。 という意味もあり、辞書だけを引いて判断した場合、日本語を母語としない人には、上の例文の意は「原文の意」という風に読めたりもするらしいのです。 「意の」を受けて「ままに」とする呼応は(1)の解釈しかできない、すなわち、あえて「原文の意」と読ませるには別の書き方、たとえば: 「原文のままに」翻訳する、または「意をそのままに(とらえて・汲んで)」翻訳する、 などという風に書きかえなければならないんじゃないかなあ、と思うのですが、そういう風に見ているのは私だけでしょうか?

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